先日、夫の従兄弟の方が亡くなりました。まだ30代、小さな子供を残しての旅立ち。死因は脳出血で突然のことだったそう。
コロナ禍もあり、私は葬儀には参列できませんでしたが、喪主の奥さま、残された子供たちのことを思うと心が痛いです。下の子は息子よりも小さい。
パパがいなくなったことがわかる年頃でも、まだ何も覚えていないくらい小さくても、とても悲しいですね。いるのが当たり前だと思っていた人がある日突然いなくなるのは、今の私に起こったとしてもすぐには受け入れられないと思う。
これをきっかけに改めて我が家にも同じようなことが起きた時のことを考えました。
夫が死んだら。
精神的には大変なのは間違いないけど、特に対策があるわけではなく。これはなるようにしかなりません。
次に来るのはお金。冷静になってまず心配なのは間違いなくお金でしょう。
私の給与と遺族基礎年金、遺族厚生年金、生命保険を加えると、当面の生活と、息子の学費はなんとかなるようにはしています。今の家賃も払えるはず。老後資金は、どうだろ。足りないかも?あとは夫の大量の荷物の整理を考えると、気が重い。
仕事はどうするかはわからないけど、老後までの安定収入は間違いなくあったほうがいい。とはいえ、精神的な支えがなくなった時に同じようにできるかは、わからない。まあその時考えるしかない。
元々別居婚だったこともあり、1人でもなんとかなるような想定はしています。
妻の私が死んだら。
こちらも同じく遺族年金はあるけど、収入によっては受け取れないかもしれないので、生命保険で賄えるようにしています。
が、お金の問題以上に決定的に違うこと。それは、私が死んだら夫はこれまでのように働くことができない、ということです。
全国転勤は無理だし、残業も長期出張も難しい。会社が多少は考慮してくれるだろうけど、永遠とは限らない。息子が今1歳、小学校卒業までとしてもあと10年以上ある。多感な時期を父親1人でフォローできるのか。
夫は育児家事はやる方だけど、子供用の食事は作れないし、保育園の諸々を全て把握しているわけではない。比較的融通のきく今の職場でも保育園の送り迎えは間に合わない。
すべて、私がいる前提で家庭が回っています。
むむむ。改めて見ると厳しい。でも、だいたいのおうちが同じような感じではないでしょうか。
もう一つ、母子家庭の支援はそれなりだけど、父子家庭はあまりないことも気になる。
今の世の中は収入の少ない人には手厚いけど、収入のある人には厳しい。父親なら収入あるんだから、自分でなんとかしてってことなのかもしれないけど、現実は大変でしょう。
収入そのものが減る可能性は大きい。
以前保険屋さんに言われたけど、夫には多額の生命保険をかけている家庭は多いけど、妻にはあまりかけていない場合が多いらしい。仕事を持っているならまだしも、専業主婦だとゼロの人も多いとか。
でも実際、妻が家事育児を一手に引き受けていた場合、妻亡き後は立ち行かなくなりそう。昔家政婦のミタってドラマがまさしくそうでしたね。子供4人いて下の子は幼稚園児で家政婦さん雇ってやってましたから。ドラマとはいえ、そうなるよなーと思って見てました。
自分が死ぬ、なんて考えたことはないけど、同級生にも病気や事故などで亡くなっている人はいます。考えたくはないけど、考えておかないといけない。難しいですね。
ちなみに我が家は死亡補償は手厚くしてるけど、それ以外の保険はあまり入ってません。以前はがん保険や年金保険などいっぱい入っていたけど、ほとんど辞めちゃいました。
保険ではなく、貯蓄や投資で賄えるようにしています。
育休中にYouTubeでこちらの両学長の動画を見たら、本は購入して読み込みもしました。車両保険とか、知らない話もあったし、格安SIMにも変えました。おかげで固定費が削減できたのはとてもありがたかった。すべてをマネするのは難しいけど、我が家の教科書として読み返しています。