先日、時短なのに21まで仕事をするという、とんでもないことが起こりました。
21時まで仕事をした記録
担当業務のうち、毎月会議に向けて資料を作成する、という業務があります。数値が出てから報告まで時間がなく、分析も含めて1.5日ほどで完成させる必要があります。時短の今できるか不安だった業務でもあります。
その日も順調に作業をしていたら、17時前に数値が想定と違う結果になっていることに気付きました。
17時
在宅勤務で仕事中ですが、お迎えまで1時間しかありません。でも、今から1時間で完了するのはほぼ絶望的、ということはわかります。とりあえず上司に連絡し、息子を迎えに行き、戻って仕事を再開しました。
18時
帰宅し、仕事再開!と思ったものの、息子がパソコンに興味津々で全く仕事になりません。キーボードに触り、重要な書類をdeleteしそうになったり。
これは無理だ、と思い息子にご飯を食べさせます。朝のうちに息子の夕食を作っていたおかげで助かりました。息子は手やスプーンやフォークを使って上手に食べています。
念のため私の実両親とテレビ電話をつないでみてもらい、そのすきにここぞとばかりに仕事を再開しました。
19時
食事を終えた息子が遊んでー、と寄ってきます。この時仕事は佳境に。絡んでくる息子の手を振りほどきつつ、仕事をします。そのうち、息子の機嫌が悪くなり、泣き出しました。
申し訳ないな、と思いつつも私も仕事をやらねばという葛藤と戦っていました。私はどうすればいいのか、とこちらも泣きたくなりました。
20時
やっと夫が帰ってきました。ここで子守を任せてやっと本格的に仕事へ戻りました。数値が異なる原因は初期設定が甘かったため、想定外の集計では?と思い始めてきました。
21時
想定通り、おおむね原因が把握でき、翌日の報告の段取りを考え、やっと業務が終了しました。息子はもう夢の中、私ももうへとへとでした。
翌日の報告
もっと大ごとになるかと思ったらそうでもなく、上司もあっさり。あれ?私昨日そんなに頑張る必要ってなかったのでは?
今回の出来事の反省点
21時まで残業して得られたもの。
- 期日までに仕上げた満足感(達成感)
- 息子を邪険に扱ったことへの罪悪感
- 1人でご飯を食べさせてしまった、という罪悪感
責任やプライドで仕事をしたために、息子に対して罪悪感を感じる、という結果でした。
どうすればよかったのか
基本的に時短のため、業務上私一人の作業、というのはありませんが、今回に至ってはペアの人も同じく別件が炎上していたのでヘルプを出すことができませんでした。
わたし~時短なんで~これ以上の時間は無理で~す~お先に失礼しま~す~
って言って、とっとと帰ればよかったのだろうか。いや、時短だからといって終わってない仕事を置いて帰ることはできない。もしそうしていたら、レビューの時にがっかりされ、信頼を失っていた可能性が高い。
時短で信頼を失うと、今後の仕事への大きな影響が出ると思う。急に仕事を変えられたり、異動とか。もちろん、表向きは時短を考慮して、かもしれないけど、裏の理由は時短だから任せられない、ってことになるかも。
とすると、無理して21時まで仕事をしたのは正解だったのかもしれない。でも、そこまでする必要あった?と思う自分もいます。
確実に言えるのは、息子に寂しい思いをさせた、ということ。
21時まで残業したその後
この出来事はもう一週間も前のことだけど、その時息子に冷たく当たったことについて、自分の行動について、やっぱりあんな風にしなきゃよかった、と後悔しまくってます。何かあるたびに、やっぱりあの時・・・と思う毎日です。
また、これが直接影響しているかはわからないけど、この翌日、久々に夜泣きがありました。1時間くらいずっと泣きっぱなしでした。たんが絡んだ咳をしていたので、何が原因かははっきりはしない。
でも、やっぱり私が21時まで仕事したことで寂しい思いをさせてしまったからではないか、と思ってしまいます。そのくらい、あの日の対応を後悔しています。
時短なのに21時まで仕事して、決めたこと
やってしまったことは変えられないけど、私の中で決めたことはあります。あたりまえですが、今後絶対に遅くまで仕事はしない、ということです。
しなければならない状況になったら、上司にエスカレーションして指示を仰ごうと思います。仕事の変わりはどうにかなる、いなければ期限を遅らせるなどやれることはある。でも、息子の相手をできるのは私しかいないのだ、と改めて実感しました。
時短を振りかざして仕事をするのは嫌だけど、息子を守るために、時には必要かもしれません。
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